NetCommonsの成果と課題(平塚知真子)

どんな内容なんだろう。

和文標題:オンライン・コミュニティがはぐくむ教育 4)教育の情報化に関するOSS活用事例研究-情報共有基盤システムNetCommonsの成果と課題-
著者名:平塚知真子 (エデュケーションデザインラボ)
資料名:コンピュータ&エデュケーション JST資料番号:L4090A
巻号ページ(発行年月日):Vol.26, Page30-35 (2009.06.01) 写図表参:写図4, 参9
資料種別:逐次刊行物 記事区分:原著論文(a1)
発行国:日本(JPN) 言語:日本語(JA)
抄録:教育機関向け次世代情報共有基盤システムNetCommonsオープンソースソフトウェアであり,様々な導入目的に対応できる。本論文では,教育センターなどが管轄の学校にNetCommonsを導入し,教育の情報化推進に指導的役割を果たした事例を紹介した。具体的には,1)導入の経緯と取組みの歩み,2)運用実体と課題,今後の展望,3)NetCommonsへの評価を各センターが公表している研究報告書やユーザカンファレンスでの発表,担当者に対するヒアリングからまとめた。まず,宮城県教育研修センターではグループスペースを用い,教員同士の日常的な学び合いを活発化させることを目的とした。また,鳥取教育センターでは全公立学校の学校ホームページ構築支援に,埼玉県総合教育センターでは県内公立学校教員を対象とする新所外研修システムの構築に利用された。それらの事例から,i)学校のICT(Information and Communication Technology)環境の整備,ii)教員の指導力の向上,iii)ICT教育の充実,iv)校務の情報化の推進,v)情報モラル教育の推進に NetCommonsが役立つことが示唆された。